シャンソン戦の分析(WJBL)

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15日の早朝(というか14日の深夜)に予想メモを書いた対シャンソン戦だが、結果は果たしてリバウンドに大差がついてシャンソンが勝った・・・が、いくつか予想がはずれた点もあった。以下、ちょっと分析を。

リバウンドはJOMO35対シャンソン59。圧倒的な差だが、試投の総数(2PA+3PA+FTAx0.5が目安)を計算してみると、これは逆にJOMO79対シャンソン66。転じてターンオーバーを見るとJOMO5対シャンソン23で、シャンソンはターンオーバーが多い分試投の数が少なく、ただ、JOMOが入れられなかった分についてはよくリバウンドを取っていたということになろうか。

プレイバイプレイ を見ると、また別の面が見えてくる。特に第4クォーターの4点差に追いつくあたりから終わりまでの3分ぐらい。私が応援している立川選手は3Pを2本はずし、スティールして三木選手のファウルを誘ったものの、フリースローを2本とも落としています。他の選手も決めることができず、結局4点差のまま敗戦となりました。ここらが、浜口・楠田・大山の3選手と違うところでしょう。終盤の3PAのうちの1本が入っていて、立川選手のFTAが両方入っていればJOMOの勝利だったわけですから。もちろん、実際に入っていれば、また別の展開になったことでしょうが。クォーターごとのフリースロー、3PA、リバウンド、ターンオーバーを見ていくと、終盤になるとリバウンドの差は小さくなっていき、最終クォーターでは逆にJOMOの方が多かったことがわかります。しかし、フリースローは最終クォーターは率が悪かった。こういうところが「勝負強さ」と言われるものなのですね。ただ、JOMOのキャプテンの矢野選手はこの試合に出ていたものの、3Pの率は相変わらず低い。後半戦でこのあたりの調子が戻ってくるかどうかがポイントでしょう。できれば、2順目の開始(11月14日)までに戻してほしいものです。

私が応援している立川選手は、昨年度までで統計上で気がついていた課題が、やはり十分には克服できていないようです。ガードとしては低いフリースローの率についてはこのシャンソン戦の終盤の勝負所で出てしまったし、ファウルの多さについては前のトヨタ戦でファウルアウトしていますし、3P女王になってからあと(ほんとうはなった年の終盤ぐらいから)の3Pの不調はまだ続いているようです。得意プレーのディフェンスから調子を取り戻してほしいところです。

リバウンドの関係で期待していた諏訪選手は、どうやらある程度戦力になりそうです。総合的に見れば、JOMOは対戦前に心配していたほどにはシャンソンとの差はないようです。次にシャンソンと対戦するときには、チーム全体として最初から今回の第4クォーターのリバウンドが出れば良いのですが。それから終盤に戦力が整ってきたところでちゃんと勝負ができる状態でいるためには、次の富士通戦は必ず勝たねばならないでしょう。昨年度の日本航空は藪内夏美選手がいない間の結果がシーズン全体の結果に響いたと思いますので。これまでの結果を見ると、今シーズンの富士通は昨シーズンほどには調子が出ていないようです。でも、油断大敵!

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このページは、Miscが2004年10月17日 21:39に書いたブログ記事です。

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