シャンソン有利か(WJBL)

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11月15日(金)にJOMO対シャンソンの今シーズン最初の対決がありますので、例によって試合前に予想を前夜(というか当日の朝)のうちに。

まだ、対戦が一巡していないし、両チームが同じチームと対戦したこともなく(JOMO対富士通が台風で伸びていなければ・・・)、予想するための材料がまだあまり多くありません。映像を見ているのはオープニングゲームだけで、あとは WJBLのサイト上の試合の統計で確認できるものだけですので。JOMOが初戦で敗れた日本航空とシャンソンの両チームが対戦している相手として日立ハイテクがあるわけですが、両チームとも勝利しているものの、シャンソンの方が大量の点差をつけています。でも、これはそれほどあてになりません。チームの特色によって相性がある場合がありますので。そこで、ちょっと試合の統計の中身を見てみます。

シャンソン対日立ハイテク。試投が2Pと3Pのトータルで69対54。シャンソンが15多い。リバウンドが38対21。ターンオーバが15対21。シュート成功率2Pでシャンソンが高い、3Pは逆に日立ハイテク。ということで、シャンソンはインサイドの強さで圧勝したものと思われます。特に山田選手をうまく抑えたのでしょう。リバウンドも得点も山田選手にしては少ないですので。

日本航空対日立ハイテク。試投のトータルは58対59。成功率で見ると3Pで日本航空がかなり上。しかし、実際の得点で計算すると、FTでは日立ハイテクが6点上。この原因はファウルで23対15で日本航空が多くやってしまっています。3Pでは日本航空が逆に6点上。2Pで日本航空が4点上。リバウンドは25対40で、日立ハイテクが圧倒。オフェンスリバウンドも多い。ターンオーバはほぼ互角。山田選手も得点とリバウンドでダブルダブルの活躍。結局、日立ハイテクから見ると、リバウンドでの優位を3Pの率の悪さで吐き出してしまって、うまく生かせなかった。日本航空から見ると、3Pの率での優位を、ファールの多さで吐き出し、リバウンドも取られて大苦戦だが、相手の3P率の低さに助けられ、辛くも勝ったという感じ。

開幕戦で、JOMOは日本航空にリバウンドで大きく負けており、上記の検討内容から考えると、シャンソン戦ではリバウンドで苦戦することは必至の状況。キャプテンの矢野選手をトヨタ戦は怪我で欠いておりシャンソン戦もむずかしそうとの話もあるようなので、リバウンド戦にはプラス要素が少ない。前回のメモでも書いたように諏訪選手には期待しているし、現にトヨタ戦で活躍したが、永田選手と河選手相手ではかなり厳しいだろう。あと、大神選手の試投数が多いことと、成功率が低いという統計を見ている限り、攻撃がうまくいかず大神選手がそのまま率が低い状況で無理して打ってしまうということが、相変わらず多いことを示しているようだ。チームとしての、特にゾーンの攻めに関しての課題は、まだ十分には解決していないのではないかと思われる。
#ポイントガードがアシストなしなんて試合があるようではいけませんぜ(トヨタ戦)。

こういったことを考えてくると、シャンソンが圧勝する可能性がかなりありそうです。ただし、他のチームと違って、それまでの試合の統計だけでは考えられない結果となる場合があるのが、この2チームの対戦。事前の予想通りにはならない可能性も高いです。
#立川選手が普段の3倍ぐらいスチールするとか(^_^;)・・・。そして、トヨタ戦のようにファウルアウトしないことも大事。

それにつけても、なぜテレビ放映がない?アテネで日本が決勝トーナメントに出ることができなかったのが響いているのか?

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