2006年11月アーカイブ

またまたまた、Asahi.comで、程よい睡眠、うつ防ぐ？というのが出ていて、もう同じような話でいちいち書きたくなくなってきつつあるが、鬱の人で良く眠れない人は短い睡眠時間を答え、熟睡できなくて長い時間ゴロゴロしている人の場合もトータルの睡眠時間を答えると長い時間になる。つまり、睡眠時間は結果であって、これで鬱を防ぐようなことはないという可能性もある。

まあ、報道の文章を読んでのことなので、元の調査はこういうあたりについては、もっとちゃんとしているのかもしれませんが。

またまた、Asahi.comで大酒飲みは自殺の率が高いという記事を読んだ。この手の話は全部そうだが、飲酒のみによる影響を取り出すことができているかどうか、はなはだ疑問に思う。

たとえば、何かつらいことがあるといったことがあり、紛らわせるために深酒をする人はけっこういるのではないかと思われる。大酒飲みの中にそういった人が入っていれば、そりゃ自殺率が高くて当然でしょう。まあ、そういう人が、酔いから醒めたときに、鬱に近い精神状態になるのではないかとも思われるので、まったく関係ないとも言い切れないでしょうが。